年金額仮計算書
年金額仮計算書とは
日本年金機構で年金記録を訂正した場合、
訂正後はどのぐらい年金額が変動するかの試算結果を示した「年金額仮計算書」が発行されます。
新たに年金記録を統合した際、
年金額が増えると思われがちですが、必ずしもそうでない場合もあります。
知っておいていただきたいのですが、年金額が下がるケースもあるのです。
このようなことを聞くと、未統合の年金記録を探すのを躊躇されるかもしれませんが、ご安心ください。
年金記録を統合した結果、年金額が減額するケースについては、
「年金額仮計算書」の下の欄にある「年金記録の訂正及び年金額の再計算に関する申出書」に書かれている
□ 年金記録を訂正し、年金額を再計算してください。
□ 年金記録の訂正(年金額の再計算)は、必要ありません。
のいずれかのうち、
「年金記録の訂正(年金額の再計算)は、必要ありません。」という項目にチェックしてください。
そうすれば、年金額の再計算は行われず(つまり、年金の減額は無し)、今のままの年金額をもらうことができるのです。
つまり、未統合の年金記録を探し、見つけ、例え減額するケースだったとしても、
年金額の再計算をしなければ問題ありません。